EU、アストラゼネカのコロナワクチン確保で3.36億ユーロ前払い

欧州連合(EU)は、英製薬大手アストラゼネカ<AZN.L>の新型コロナウイルスワクチン候補を少なくとも3億回分購入する契約の前払い金として3億3600万ユーロを支払った。欧州委員会の報道官が27日明らかにした。

EUとアストラゼネカが今月合意した契約に基づくもので、ワクチンの開発費、ワクチン接種で予期せぬ副作用が生じた場合の補償コストなどが含まれる。

契約総額は公表されていない。だが、アストラゼネカは6月、ドイツ、フランス、イタリア、オランダとの間で、ワクチン3億回分を7億5000万ユーロで販売することで合意している。

欧州委は声明で、前払い金の支払いにより、この4カ国とアストラゼネカが結んだ仮協定が完了したと説明。

報道官は「現時点で1回分当たりの具体的なワクチン価格を示せないが、ワクチン購入費の大半は緊急支援基金(ESI)から拠出される」と述べた。