英紙「米大統領選前の英ワクチン認可検討」

アメリカのトランプ政権が、11月の大統領選挙の前に新型コロナウイルスのワクチンを実用化するため、通常より小規模の臨床試験で認可することを検討しているとイギリスのメディアが伝えました。

23日付のフィナンシャル・タイムズによりますと、トランプ政権はイギリスのオックスフォード大学などが開発中のワクチンについて、1万人規模を対象にした臨床試験で成果が出た段階で、10月にアメリカでの緊急使用の認可を出すことを検討しているということです。

11月の大統領選挙を意識したものとみられますが、フィナンシャル・タイムズによりますと、アメリカでの認可には通常、3万人規模の臨床試験の成果が必要とされ、本来、認可に必要な臨床試験の規模の縮小には、「安全性への信頼が揺らぐ可能性がある」との指摘も出ています。