ガ大量発生で防除呼び掛け 拡大懸念

 兵庫県病害虫防除所(加西市)は22日、加西、南あわじ市で花や豆、野菜の葉を幼虫が食害するガの成虫が急増しているとして、全県域に発生予察防除情報を出した。幼虫が増える恐れがあり、農地の見回りの強化を要請。発生が例年より1、2カ月早く、夏野菜にも注意が必要とし、幼虫がいたらその場で取り除くよう呼び掛けている。

 シロイチモジヨトウとハスモンヨトウの2種。両市内で6月中旬以降に確認され、発生数は過去5年の同時期の5~15倍に上る。例年、8月中旬から増え、幼虫が大豆やキャベツなどの葉を食害する。活発な梅雨前線に伴う南西の風に乗って飛来した可能性があるという。

 同防除所は「今のところ、幼虫は多くはないが、急増の恐れがある。発生が早く、ナスやピーマンなどでも注意してほしい」としている。