WHO評価で「最も開発が進んでいる」ワクチン、ブラジルが1億回分確保

ブラジル政府は27日、英製薬大手アストラゼネカが開発を進める新型コロナウイルスのワクチンについて、接種回数で1億回分を確保したと発表した。

世界保健機関(WHO)によると、世界では140種類を超えるワクチンの研究が行われている。WHOは、アストラゼネカのワクチンを「最も開発が進んでいる」と評価している。ブラジル政府は1億2700万ドル(約136億円)を支援し、まずは来年1月までに約3000万回分と、その後の現地生産のための技術提供を受ける。ブラジルは最終段階の臨床試験にも協力している。

来月には、サンパウロ州で中国企業が手がけるワクチンの治験も始まる予定だ。ロイター通信によると、イタリアの研究機関も治験を実施する方針だといい、感染者が世界で2番目に多いブラジルは、ワクチン開発競争の主戦場になっている。