ジョンソン英首相、30日にインフラ計画発表

英国のジョンソン首相は今週、新型コロナウイルス感染拡大を受けて実施したロックダウン(都市封鎖)後の経済再活性化に向け、インフラ建設拡大計画を発表する。パテル内相が28日に明らかにした。

ジョンソン首相は30日に行う演説で、病院や学校、住宅、道路・鉄道インフラなどの建設プロジェクトを加速させる計画を打ち出す。

同首相は新型コロナ危機への対応を巡り、検査の拡充や封鎖措置の導入が遅れたなどと批判を浴びており、インフラ計画には政権への支持低下を食い止める狙いもあるとみられる。

パテル内相はスカイ・ニュースに対し「この厳しい局面から脱する上で重要な計画だ。政府は英国を再び動かしたいと考えている」と述べた。

また「回復への道を築いているところであり、道路やブロードバンドなど、効率的に雇用を生むだけでなく、全国でサービスを提供し、経済成長を実現するインフラに重点を置いている」と語った。

インフラ投資では費用が問題になる公算が大きいが、ジョンソン首相はキャメロン元首相が行ったような緊縮財政は復活させないと強調。メール・オン・サンデーに対し「健全な状態に戻る道を築く」ため迅速に行動する考えを示した。

調査会社のオピニウムによると、世論調査では野党・労働党のスターマー党首を首相として支持する人がジョンソン首相を支持する人を上回っている。ただ、政党への投票の意図では与党保守党が依然リードしている。