原油先物5%急伸、米中対立は通商合意に影響せずとの見方

米国時間の原油先物価格は5%上昇。5月の米原油先物は月間として過去最大の上昇となった。米中の緊張が高まっても通商合意に影響しないという見方や減産への期待を受けた。

清算値は米WTI先物の7月限<CLc1>が1.78ドル(5.3%)高の1バレル=35.49ドル。

北海ブレント先物7月限<LCOc1>は0.04ドル高の35.33ドル。ただ、より取引が活発な8月限<LCOc2>は1.81ドル(約5%)高の37.84ドル。

WTIの月間上昇率は過去最高の88%。北海ブレントは約40%の上昇で、1999年3月以来の伸びだった。

トランプ米大統領は29日の記者会見で、香港に対する優遇措置を撤廃するよう政権に指示したと表明したが、第1段階の米中通商合意に影響するという考えは示さなかった。

アゲイン・キャピタル・マネジメントのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「会見にはかなりの関心が集まったが、最悪のシナリオにはならないようだ」と述べた。