原油先物は上昇、協調減産や行動規制緩和で

原油先物価格は26日、上昇している。産油国が協調減産合意を順守している兆しがみられるほか、新型コロナウイルス感染予防のための行動規制緩和に伴い需要が上向くとの見方が支援している。

0057GMT(日本時間午前9時57分)時点で、米WTI先物<CLc1>は2.3%(0.75ドル)高の1バレル=34.00ドル。

ブレント先物<LCOc1>は0.7%(0.23ドル)高の35.76ドル。

ロシアが5月と6月の産油量について、石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国で構成される「OPECプラス」の協調減産目標を達成するとの見通しを示したことが相場を支援した。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)<ANZ.AX>のシニア・コモディティ・ストラテジスト、ダニエル・ハイネス氏は「期待通りの減産効果が出ている」とコメントした。

OPECプラスは4月、5─6月の協調減産で合意した。6月上旬に会合を開き、減産継続について協議する。

ロシアのエネルギー省は25日、ノバク・エネルギー相の議会での発言として、「現時点の供給余剰は日量700万─1200万バレルほどだが、需要増加を背景に6─7月にかけて市場は均衡化する」との見方を示した。