原油市場、減産合意に好意的に反応

[ロンドン 20日 ロイター] – 石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は20日、減産合意の順守状況や原油価格の上昇に勇気づけられていると述べた。

バルキンド事務局長はロイターに対し、「歴史的な減産合意、および合意の順守状況に原油市場は好意的に反応した」とし、「需給の逼迫は段階的ではあるが安定的に収束している」と述べた。

OPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は急激な原油安と新型コロナウイルス感染拡大による需要減に対応するため、過去最大規模となる日量970万バレルの協調減産で合意。今月1日から開始し、これまでのところ日量600万バレル程度の減産を実施した。北海ブレント先物<LCOc1>は4月に1バレル=16ドルを下回り21年ぶりの安値を付けたが、現在ではこの倍の水準に回復している。

OPECプラスは6月10日に次回会合をテレビ会議形式で開催。関係筋によると、6月以降も現行水準の協調減産を継続する公算が大きい。